2011年07月14日

そして、夏子が世界を回す。

「暑い」と言ったら罰金システム
見ててくださいよ姉さん
、僕ぁ負けませんよ。

「あつっ」

はい、罰金。

「あつ・・・・敦盛に媚びてナマズを突く!


「敦盛さん!
俺の突いたナマズを受け取ってください!」


暑すぎて、いい具合に壊れてます。



今日もお客様のご来店時間、30分前になってもメニューが決まらない


毎日が「見切り発車」、菜園みー。です。



アクセルとブレーキ踏み間違えたような料理だって出しちゃいます。

だってもぉ間に合わないんだもん♪

あんまり暑いので、ちょっと面白いもの入荷しました。



icon12ノン・アルコールのシャンパンです。
icon12

ノン・アルコール・ビールは家でも飲んでるしなぁー。
甘いのは苦手なんだけど 乾杯はしたい・・・。

そんな方におススメ。

一つはピュア・パム。

プロバンス地方でとれるユニブラン種を使用。 ボトルで1500円。
三名様以上でしたらグラス500円もオッケイ。


もう一つは、ラ・メールプラール。

モン・サン・ミシェルの巡礼者をもてなしてきた
ノン・アルコール・シードル。
ノルマンディーとブルターニュの厳選されたリンゴのみを使用し、
伝統的な製法で作られています。

ボトル、今だけ2000円。
仕入れ値の変動とにらめっこ。
感想は、
「悪くないですぜ?アリかナシかで言ったら有り。何かの試験日前の休肝日にはかなりいいですぜ(親指立てながら、ぐっ!)。」

って感じです←純アルコール賛美者のつぶやき。

ノン・アルコール・ワインも山梨から仕入れました。



梅雨明け。

夏。夏子さんが夏の扉の隙間からおじゃましてよろしいでしょうか


「いや お断りします」

「いえ お時間は取らせません」

「いや お邪魔しないでください」

「いえ 大丈夫です。お気遣い無用ですから」

「いや こっちが大丈夫じゃないです」

「いえ (ループ)。」
=========

暑い日が続きますね。


暑い日にはきうりが育ちます。育ちすぎて困ります。

育ちすぎると種だらけのおでぶキュウリになるので

目が離せません。

きうり「なんだ、育たないほうがいいのか?」

いやそういうわけではないんだけど、できたら順番に育ってほしいとは思ってます。

きうり「塩もみをすればよい

さっき、一本分食べました。

きうり「漬物にすればいい

さっき、三本ほど漬けました。

きうり「ピクルスにすればいい。」

さっき、ピクルス液を作って色々放り込みました。


きうり「その割には、

冷蔵庫に今朝収穫したキュウリが並んでいるようだが?」


やってるよ!


きうり「!?」

食べたさ、ああ、そりゃあ食べたさぁ

朝 サラダうどん
昼 漬物
夜 もろきゅうとめかぶきゅうり

もうね、大好きなのキュウリとかトマトとか。

でもね

朝キュウリ昼キュウリ夜キュウリ翌朝の朝食キュウリって四食目に達すると

血液がキュウリ色に染まってくる感じがするんですよ。

キュウキュウキュウ。って訳わかんない独り言が出て

「今日のご飯は?」

「きゅう!」


「腰痛いから、ちょっと押してくれる?」

「きゅう!」


「じわじわ ゴーヤーも出来だしたよ」



「ぎゅう!!!」


きうり「一日三本も食ったのか。」

うん。

きうり「迷惑か?俺が育つと」

ううん。出来なくなると寂しいもん。

きうり「寂しいのか」

うん。採れないなら採れないでがっかりする。

きうり「・・・そうか。隣のトマトと相談してみるよ。



    そうか、出来るなら出来るだけいいっていうのは、間違いか・・・」



あ、いや、トマトは、いい。


きうり「!!!???」



トマトはいいんだよ。種が多くなるわけじゃないし。
樹で熟した状態で収穫すればするほどいいし。

落ちる直前まで待っててもそのほうが美味いし。

収穫しすぎて困るって言うことはないんだよね。
トマトの場合。


用途広いし。


きうり「・・・な、ナスとか、ピーマンとかはどうなんだ。同じ夏野菜だ。
    そうだ!ピーマンなんてどうなんだ。
    使いにくさでは俺と同じ・・・。」

ピーマンは好き嫌いが極端に分かれやすいだけで
カラーピーマンじゃなくても、放っておいて、熟せばそれなりに苦味も消えるし。

きうり(肩を落としている)

気にするなよ・・・浅漬け、古漬け、キウリ氏には漬物っていう未来があるじゃないか。
ただ、
「植物としていいところ(種残したい)」っていうのと、
「食べたい収穫期」には隔たりがあるんだよ。


・・・・・。

きうり、太陽を見上げ、口の端を曲げて笑う。

俺には時期があるのか。

俺には人の体温を下げる効果があるらしい。

ならば 熱くなれ。

暑ければ暑いほど、求められるならば。

なあ、ナス。

お前も俺と同じ夏を歩もう・・・・。




ナスぼうや
「え?いやーーー
俺、トマトさん達みたいに、厳しくしてぇっっ的、
マゾっぽいとことか、正直付き合いきれないし?
こう、キュウリさん達みたいに
せわしない感じ?とか やっぱ違うと思うし?」




きうり「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」



「こんにちは。夏子でございます。

本日は、夏野菜のご紹介を致したく、お邪魔させていただきました。

トマトが食べごろでございます。
アイコ(種名)ちゃん、ネネ(種名)ちゃん、食卓に上がる時を待ちかねております。」


「それでは現場の敦盛さん。・・・・敦盛さん?」


(ナマズを抱えながら)

「ナマズも好きですが、
キュウリさんは、もっと好きです(白い歯がきらり)」





ps: だって暑いんだもん。足元汚れるからってズボンのすそをすこしだけ捲り上げたら
   靴下貫通して足首だけ4箇所蚊に食われるもん。
   蚊のメスのアイドルだもん。  

Posted by 菜園  at 21:41Comments(0)