2009年12月15日

パープル・タウンはそんな朝。

12月の店内風景。
パープル・タウンはそんな朝。
知らない間に設置されてたイルミネーションに
人知れずけっこうびっくりしてましたさぁ。

うわぁ 何か光ってるよ~。icon12

そんな師走に今年も登場「放電小僧」
パープル・タウンはそんな朝。
なんだかポーズがおめでたい「万歳三唱」。

オーナー「育ってるけどコレ、なんて名前だっけ???」
ワレ「去年も数株植えて、いま一つ使い方が見極められなかった
「コールラビ」君だね。いつの間に植えてたんですか?」

オーナー「ブロッコリーの苗に間違えて混ざってたみたい。」

ああ そういう経緯でこういう微妙な本数ですか・・・。

よりにもよって珍品コールラビが混ざるという現象は いかなる経緯でおきるのか。


畑奉行「面白いから 大きく育ててみたぞ。」



面白くしちゃいけません!!!!!
(適正収穫サイズ5-6センチ。すでに8-10センチ近い・・・。皮硬い・・・。)

パープル君も居るでよ。
パープル・タウンはそんな朝。


ますます食料としての領域を飛び越えてくれそうです。

ところが。
「ド・紫」を期待して包丁を入れてみたところ。


君 中身 普通のコールラビと変わらないじゃないか!


普通のコールラビなんてな、

お客様「え?どれがそのコールラビ?」
あーそのやや黄緑がかったカブのよーな大根のよーなやつがそれです。

見習えー 紅心大根を見習ええー

畑では地味な紅心大根なんぞ いざ切ってみると


「ワタクシこそが紅心大根です!」



とばかりにピンク色の世界を展開しているというのに!
(最初は珍しさに大きく切ってみたところ
なんだか中国の宮廷料理みたいな見た目になっちゃって
思わずほうれん草や春菊でオブラートしてみたりする。)
サラダに垣間見える奴らがそうです。

パープル・タウンはそんな朝。




で 今年も育てちゃたんですね この「芯だらけ白菜」。
パープル・タウンはそんな朝。

普通白菜っていうのは「お鍋には欠かせない名脇役」であり、

黒澤映画でいえば牡蠣や鮟鱇が三船敏郎という位置づけならば
白菜は良く言って志村喬、
譲って千秋実というところであろう存在
だというのに(絡みにくいわ!)

丸め込まれない(丸まらない) 芯の通った白菜氏の主張たるや

白菜「皆様!白菜です!
白菜であります!どうぞ宜しくお願いします!」


大根「えー 皆様ー 彼こそが白菜でございます。
    お鍋 漬物 この冬の王者、大根が責任を持って彼を推薦しますー
    ほのかな苦味ー じっくり煮てよしー 漬けてもよしー えー白菜ー白菜氏を宜しく」

白菜「そう、漬けられても大根氏のように
「沢庵」という大きな名前はございません!
 しかし!韓国に渡ればキムチ、
 グローバリズムにかけては
 「カクテキ」に負けない実力があると自負しております!
   白菜!白菜!皆様の白菜でございます!」




  煮ても漬けても 主張強いの何の。
  
  
  今私は「見た目の割りに 優しい甘みicon06の紅心大根の浅漬けに一票いれてます。

  ピクルスにして 萌やしてみたり。

 パープル・タウンはそんな朝。


  世の中 師走        クリスト・マッスル。


  by みー。


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Posted by 菜園  at 18:40 │Comments(0)

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