2013年04月29日
やったもんだ、ほったもんだ
春爛漫です。
よく咲いております。
むせかえりそうな花々。
あ また増やしましたね 花大臣(オーナー)。
オーナー「うん このチューリップも咲かないと
どんな子なのかわからなかったけど、
咲いてみたらそれなりに良かったわね」
ふーん これは?
オーナー「それは勝手に生えてる子。」
・・・これは?
オーナー「植えた覚えない子。」
・・・・・。
オーナー「草むしりしておいてくれてもいいわよ」
いや 花と間違えそうだからそのエリアはまかせたよ。
オーナー「通路に生えてるのなんかは、全部抜いておいてくれてもいいわよ」
・・・・。
オーナー「遠慮しなくていいわよ。」
・・・・・・・・・・・・・・えうぅ。
もしも耳が自由に動くならば 私の耳は下がりっぱなし。
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今年の春の早さは皆様もご存知のところ。
去年遅れをとった山菜摘みも、二週間早めての出陣。
山の農家さんも背負子を用意して待っていてくれました。
日々のストレッチの成果は、この山菜摘みに発揮されます。
斜面にくい込む大股開き。
両手が空いて、摘み放題。
柔軟性の有効活用。
なんて目的意識のあるヨーガ。
雑念と欲でまみれてるじゃないか。
~摘まれて 揉まれて 干されて~
わらび、ぜんまい、たけのこ、ふき、ぎぼうし、山わさび、タラの芽・・・
アクの強い山菜は「始末」がキーワード。
最初に食べた人すごいよなシリーズ。
灰につけたり 糠で茹でたり さっと湯がいたり
揉んだり 揉んだり 揉んだり。
どうして
そこまでして食べようと思ったんだ、
古(いにしえ)の民さんたち!
~ゼンマイ編~
オスとメスを見分けて積む(食べれない「オス」は「鬼」ともいいます)。
「ワタ」を取る(おおざっまに現場で外して埋めてくることもあります)。
熱湯と重曹で軽く湯がく(一部、そのまま煮物に)。
「採りすぎなんだよーーーー!」
とお互いに牽制し合いつつ、揉む。
干す。
三段活用の図。
完成してもわけわかりません。
紐デスかー?
糸デスかー?
ニポンジンは木の根タベマスカー?
うんまぁ 牛蒡とか山芋とかね。
何か問題でも?
初夏は梅雨前の、始末の季節。
山菜のアクにまみれて夜はフケて。
坐禅より無心になれる草むしり。
次回は(多分)例によって恒例の茶摘み。
お客様、かなり頑張って
なかなかのもんが仕上がってますぜ。
上腕筋、カッチカチにして お待ちしております。